2010/10/30

Переведите по сайт перевода. (翻訳サイトを使ってみてください)

Я иногда напишу мой блог по-русски. Потому что я хочу упражняться в русском языке. Возможно, много читателы этого блога в японии не понимают, что я напишу. Итак пробовайте, пожалуйста, перевести моё сочинение по сайты переводов, как “google” или “World Lingo” и так далее.

Если мои сочинении удачные, то переводы будут хорошые. Но, помните, что сайты переводов часто не могут переводить точный. Это не лежит на моей ответственности!

自分のロシア語の練習のため、時々、ロシア語でもこのブログを書いている。読んでいただいているほとんどの方は、ロシア語はご存じないことと思う。

そこで一興。
私の書いたロシア語を、インターネットの翻訳サイトで翻訳してみていただきたい。どんな訳がでることやら…。なお、今回の最初にある章は、次のような内容で書いたつもりだ。ロシア語の先生などのチェックは入っていないので、当然、数カ所は間違いがあると思う。

私は時々、自分のブログをロシア語で書きます。なぜなら、私はロシア語の練習をしたいからです。おそらく、日本にいるこのブログの読者の多くは、私が書いたことが分からないでしょう。そこで、どうぞ「google」や「World Lingo」などの翻訳サイトで、私の文章を翻訳することを試してみてください。

もし、私の文章が適切ならば、翻訳もいい感じでありましょう。しかし、翻訳サイトはしばしば、正確には翻訳できないことも覚えておいてください。それは私の責任ではないです!

上に書いた日本語の文章を、翻訳サイトで「日→ロ」で訳してみても面白いと思う(と、こんなことを面白がっているのは私だけか?)。

≪リンク≫
google翻訳
http://translate.google.co.jp/

World Lingo
http://www.worldlingo.com/ja/products_services/worldlingo_translator.html

2010/10/27

Коротковолновое Радио(短波ラジオ)

Я покупал короткоболновое радио в столичном городе, Бишкеке. 8 лет назад, когда я был воронтёром в Малайзии, тут тоже у меня короткоболновое радио. NHK, который - японская радиостанчия, передаст программу каждый день по короткые волны. Обычно трудно слушать этот радиовещание, но иногда я удаюсь хватать волны.

leotec

ビシュケクにいた時、短波放送が聴けるラジオを購入。

NHKが「NHKワールド」という海外向けの放送をテレビ・ラジオで行なっている。ラジオは短波を使っているので、短波受信機能がついたラジオが欲しくて、Ош(オシュ)というバザールで見つけた。

LEOTEC社のLT-2011。
350ソム (ここ最近のレートだと、100ソムが175円くらいなので、600円ちょっとになる勘定)。

包装箱に書かれている機能・特徴には、

  • ヘッドフォンジャック
  • 伸縮式アンテナ
  • 手動チューニング&ボリュームコントロール
  • 電池格納
  • AC/DC駆動
と書かれている。

    うーん...
    別に「すごい」っていう感じではない。

    日本から持ってきた単3の充電式電池が使えるのを探したが、キルギスでは単1か単2のラジオしか見あたらなかった。LT-2011は単1×2本で動く。

    後日、バコンバエバに戻って、日本語放送の受信にトライ。

    初日は当てずっぽうにダイヤルを回してみたが、周波数を見つけられずあきらめた。翌日、ネットでNHKワールドの周波数表を参照して、ダイヤルを合わせてみた。中央アジア地域では、日本時間16~2時は9750kHzで発信されているようだ(ウズベキスタンに送信所がある?)。

    何度か手動ダイヤルを行ったり来たりさせているうちに、かすかに日本語っぽい音声が聞こえた。日本でもよく聞いていたNHKの夜7時のニュースだった。その日は、奄美大島の豪雨による被害がトップニュースだった。

    9750kHzの周波数のはずが、購入したLT-2011では9600kHzあたりで受信していたのはご愛敬。アナログラジオにはこういうことはよくある。そういう「癖」を知るのも楽しい。

    受信が比較的良好だったのは、この日だけ。その後、たまに、かすかに日本語が聞こえる時もあるのだが、近似している周波数の他の国の放送がかぶってしまって、聞き取れない状態が多い。中国語の放送は、国境が近いこともあってか、かなりはっきり入ってくる。他にも英語、フランス語、ロシア語の放送、判別不能の中東っぽい(流している曲などから)の放送と、短波放送の世界は熱い! NHKもがんばれ!

    一般に、電波は夜の方が遠くまで飛ぶそうだ(と以前、どこかで見たか、聞いた)。さらに、これは自分の勘だが、どうも曇りの時の方が受信が良好なのではないか。手製のアンテナを作って、受信感度を高める方法もあるらしいので、そのうちやってみるかも知れない。

    インターネットで、日本のニュースは知ることができるし、一部のラジオ番組は生放送でも聴けるが、ローテクを使って聞こえてくる日本語の放送というのも、海外生活者にとってはなかなか味わいがあるものである。

    2010/10/22

    ついついやってしまう...

    Windowsに入っている「ソリティア」「フリーセル」。なんか、ついついやっている。
    これらのWindowsに標準で入っているゲームは、プログラム自体が軽いのだろう。OSを起動した時、ソリティアとかならば実行しても、初期設定の読み込みにも、大した影響がない(←あくまでも感覚的な話だが。例えば、Wordなんかを起動直後に実行しちゃうと、Windowsが止まってしまったかのようになる)。
    という訳で、初期設定を読み込みを待っている間に「ソリティアでもやって待っていよう」と始めてしまうと、ド壺にはまってしまう。気が付けば、30分くらいやっている時があるもんなぁ…
    昔、職場の同僚が、仕事が終わって、ちょっと息抜きにフリーセルか何かをやってしまって、そのままズルズルとゲームをしながら、「あぁ、また俺、これやっちゃってるよ」とつぶやいていたのが、妙に印象に残っているが、あのつぶやきに共感してしまう(彼は家に帰りたくなかったのかなぁ…)。
    世界中のパソコンの圧倒的シェアがWindows。ということは、私のようなダメ人間が世界中にいるっちゅうことか…。 なんか虚しい話っすね。
    Windows95の頃から、「ソリティア」「フリーセル」「マインスイーパ」「ハーツ」は入っていたように記憶している。あれから15年。パソコンゲームは相当進化しているはずなのに、いまだにVistaや7にもこれらのゲームが入っているっていうのは、すごいことなのかも。
    あるいはMSの陰謀か…
    まあ、ほどほどにするように努力します。
    solitia 
    (一生のうち、何時間、この画面を見ているのだろうか…?)

    2010/10/21

    Наконец зима пришла. (いよいよ冬です)

    Сегодня снег шёл в Боконбаеве. Я дуаю, что наконеч зима пришла сюда.

    朝、起きると雨。昨日、手洗いして外に干していた服は雨で濡れてしまっていた。朝食後、とりこんで室内干し。といっても、椅子にかけておく程度しかできない。

    日中、日が出ていたので、いつものように晴れていくのだろうと思ったが、3時頃から雪が降りはじめた。バコンバエバにいよいよ冬が到来。

    snow1
    (На улице село выглядит зима.)

    寒さのピークはどれくらいまで行くことか…(地元の人はマイナス10℃と言っていた)。まあ、北海道と同じくらいの緯度なので、それくらいの寒さは当たり前のことかも知れない。

     snow2
    (Огород тоже был снег.)

    雨に濡れた衣類は、椅子にかけてストーブの前に置いておいたら、速く乾いてくれた。

    2010/10/20

    ロッテ、日本シリーズへ!

    ネットのニュースで、ロッテがパ・リーグのクライマックス・シリーズで、ソフトバンクを破って、日本シリーズ進出を決めたという記事があった。

    キルギスには何にも関係のない話題だが、千葉ロッテマリーンズのファンとして、嬉しいのでブログに書いておく。

    レギュラーシーズン3位のチームが、日本シリーズに進出するのは、プレーオフ制度が始まってから初めてのことらしい。ロッテというのは、なぜか「初もの」に縁があるチームなので、この勢いで日本一になってくれることを期待する。

    ЧАСТЬ ТЕЛА ДЛЯ СБЕРЖЕНИЯ ЖЕВАЧКИ

    (タイトルの和訳は一番最後に)

    施設の送迎バスに乗っていた同じ職場の事務方のおじさん(と言っても、私と同じ歳くらいだと思う)。後ろから見たら、右耳になにか白いものが付いていた。

    gum_on_ear 咄嗟(とっさ)に私は「あ、この人、補聴器をつけてたんだ。今まで気づかなかったな」と思った。そう思って、どんなふうに補聴器をつけているのかをよく見てみることにした。自分が気づかないでいたこともあって、余計に知りたかった。

    それで、本人には気づかれないよう(やはり、そういう物を興味本位で見られるのは嫌だろうと想像したので)、そおっと顔を近づけて見てみると、サイズはとても小さい。色は白。「ずいぶん、小さいな」と思いつつ、線とかはどうなっているのかとさらに観察。

    すると、

    gum_on_ear2

    なんとそれはチューインガムであった。どうやら、噛みかけのガムを、いったん耳たぶの裏にくっつけて保管しているらしい。

    キルギス人は、ガムを机の上とかに置いて、あとでまた噛み直すという話は聞いたことがあったが、まさか、自分の耳にくっつけておくとは… それだけ、ガムを捨てるのがもったいないと思っているのか…

    というわけで、今回のタイトル"ЧАСТЬ ТЕЛА ДЛЯ СБЕРЖЕНИЯ ЖЕВАЧКИ"は、「ガムの保管場所」でした。

    2010/10/18

    Восемь бараны в огороде (ニワニワハチトウノヒツジ)

    十日間、首都に滞在して、地元に戻って驚いたのが、ホームステイ先の家の庭に羊が飼われていたことだった。計8頭。

    sheeps

    その翌日には、牛が一頭庭につながれていた。

    ushiこの牛は近所から預かっていただけだと、あとでわかった。羊は自家用らしい。それにしても、庭で羊やら牛が飼えるって、ちょっとすごくないですか、キルギス? 日本ではムツゴロウさんちくらいでしょうな。

    庭にこんな大型動物が飼われているのは、ちょっとワクワクする。そのうち、餌もやってみたいと思う。面倒をみているうちになついてくれるかしらん? しかし、こういう動物を飼育するにあたって、日本人とキルギス人には決定的な差がある。

    我々はついペットとして見てしまうが、キルギスの人々はあくまでも食料として見ている。家の人に羊をどうするのかと尋ねたら、「お客が来たら食べる。自分たちの分でも食べるかも知れない」との返事。

    羊はペットではない。食料である。だから、餌をやり、肥えさせたのちに殺して食べるのも残酷でもなんでもない。そういう感覚なんだろう。いな、そもそも「ペットかどうか」という判断もないだろうと思う。

    sheep_gaze 前を通り過ぎるたびに、襲われないかと心配そうにこちらを見つめるつぶらな瞳を前に、キルギス人と同じように「おいそう~」と思えるようになるかはわからないが、少なくともそういう感性があることは理解しておきたい。

    私にとってはペットでも、他の人にとっては食料だということが、この世界にはいくらでもある。そういう意味で、他国・他文化の人の食文化を「野蛮」だと決めて、武力行使もいとわず止めさせようとする思想に、私は馴染めない。

    そう言えば、アニメ「アルプスの少女 ハイジ」の中で、ハイジとペーターがかわいがっていた子ヤギのユキが、乳の出が悪いからとヤギの所有者が食用に回そうとするが、ハイジたちが一所懸命に草を食べさせ、乳が出るようにし、屠られるのを免れるというエピソードが入っていた。

    あれは宮崎駿が作ったアニメだったはずだが、最近の宮崎駿ならあのようなエピソードを入れるだろうかと、ふと思った(最近は、近代主義批判・伝統文化再評価という感じのトーンでアニメを作っていると思うので)。

    あ、ペットの話とは別に、羊肉はキルギスに来てからすごく好きになりました。脂身、めちゃうまっ!

    十日間、首都滞在

    キルギスの議会選挙前後に争乱などが起こった場合にそなえ、協力隊隊員全員が首都ビシュケクに集められた。

    選挙は、革命政権である与党が14%の得票できないという結果だったが、暴動などは起こらず、一区切りついたところではないだろうか。
    (しかし、前政権支持派が第一党になっていることから、今後の政権運営は不安定化しそうだと、日本の新聞は書いている。これについては、別エントリーで引用。)

    今回の首都滞在は十日間だった。首都に集められた協力隊同士は、当然、日本語で話す。十日間も日本語を話しまくってしまうと、せっかく覚えたロシア語・キルギス語のシナプスが消滅してしまう…

    さらに、地方に比べると首都には商品の選択肢が多いので、ついつい散財してしまう。

    首都にいる間の出費としては、

    • 冬用ジャケット(氷点下になるというので、これは必需品)
    • 八徳ナイフ
    • ギター
    • 外食、酒代
    • タクシー代

    といったところが大きなものだった。ドルから両替した現地通貨(ソム)が、あっという間に財布から消えていくのには参った。上のリストの「酒代」は一番、余計な出費だった。まあ、たまにしか会えない仲間なので楽しかったのだが、 ちょっと飲み過ぎた…

    2010/10/13

    キルギス選挙関連記事(2)

    キルギス議会選 野党躍進 米軍基地存続に影響も

    産経新聞 10月13日(水)7時57分配信

     【モスクワ=佐藤貴生】中央アジア・キルギスの議会選(定数120、一院制)は12日までに開票作業を終了、4月に亡命したバキエフ前大統領の支持基盤を引き継いだ野党が躍進を果たした。焦点は首相選出に向け、議会内多数派がどう形成されるかに移る。臨時政府に批判的な野党勢力が多数派になった場合、政府と議会の対立が生じかねず、米国の基地存続問題に影響する恐れもある。

     10日投票の議会選は、29政党が参加して比例代表制で行われ、最低得票率5%をクリアした5政党の議席獲得が決まった。暫定開票結果によると、野党「アタジュルト」が得票率8・88%でトップとなり、親露派野党「尊厳」も7・74%で3位となった。

     4月の政変後にできた臨時政府の幹部らで作る「社会民主党」や、「祖国」も議席を獲得したが、得票率は合計で約14%にとどまった。暫定投票率は約56%。

     6月の国民投票では、大統領権限を議会に大幅に委譲する臨時政府の憲法改正案が圧倒的多数で可決、発効した。しかし、バキエフ前大統領の支持層が推す「アタジュルト」と「尊厳」はこれに反対しており、議院内閣制導入をめぐる議論は今後も続きそうだ。

     新議会は、米軍がアフガニスタンにおける対テロ戦争の後方支援拠点と位置づける、キルギス国内のマナス基地使用継続の可否についても検討する見通しだが、ロシア政府と密接な関係にある「尊厳」が一定勢力を議会内に確保したことから、この問題でも曲折が予想される。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101013-00000103-san-int

    2010/10/12

    キルギス選挙関連記事(1)

    <キルギス>議会選で与党過半数割れ 焦点は連立交渉

    毎日新聞 10月12日(火)11時21分配信

     【ビシケク大前仁】旧ソ連のキルギスで10日に投開票された議会選(定数120)は、4月の政変で発足した臨時政府に参加する連立与党が過半数を得られず、与野党を交えた連立交渉へ焦点が移された。一部で懸念されていた民族衝突や抗議運動は起きていない。
     選挙には29党が参加したが、議席を獲得したのは5党にとどまった。バキエフ前政権派の野党アタ・ジュルト(8.88%)が首位で、連立与党のキルギス社会民主党(8.04%)が2位。その後に親露派野党のアル・ナムス(7.74%)、野党の「共和国」(7.24%)、連立与党のアタ・メケン(5.6%)が続く。有権者数は約285万人、投票率は約56%だった。

    梨を収穫

    キルギスの一軒家では、大抵、庭で菜園をやっていて、じゃがいも、トマトを栽培している。バコンバエバの家では、どの家にもりんご、梨の木があって、自宅で消費する分は自分の菜園でまかなっている。

    私がホームステイしている家にもりんご・梨の木がある。先日、梨の収穫をするということで、手伝いをさせてもらった。

    nasi

    手を延ばして届く高さは地上から採るが、それよりも高い所は、

    • 台に上がる、
    • 木に登る、
    • 棒の先に半分に切ったペットボトルをつけて、それで梨を引っかける、
    というやり方で採っていた。

    収穫した梨は、大きさ、熟れ具合、傷み具合で選別し、箱に入れていく。

    nasi_senbetu

      自家消費以外に、近所・親戚に分ける、市場で売るなどするとのこと。傷んだ梨は、傷のないところだけを一口大に切って、天日干ししてドライフルーツを作っていた。これも冬の間のビタミン補給源となるようだ。

      台の昇降と、梨の入ったバケツの運搬を繰り返したこの日の夜、筋肉痛になった…

      2010/10/08

      キルギス総選挙関連のニュース

      毎日新聞のウェブニュースで、キルギスの総選挙に関連する記事があった。

      http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/kyrgyz/?1286459653

      6月に住民同士の衝突があった南部の町では、やはり緊張が高まっているらしい。記事によれば、昨日、ビシュケクでもちょっとした騒ぎがあったようだ。

      2010/10/04

      来週、キルギス総選挙

      次の日曜、2010年10月10日に、キルギスの総選挙が行なわれる。
      選挙運動について、私が見た範囲でブログに記録しておく。

      政党PR垂れ幕


      senkyo_ouen (1) バコンバエバの中心部。建物の壁一面に、政党のPR垂れ幕が掛かっている。異なる政党の垂れ幕が並んでおり、このビルのオーナーはどちらを支持しているのか不思議に思う(あるいは、オーナーは壁の使用料を取って、垂れ幕を掛けさせているのだろう)。

      senkyo_ouen (4) 別の建物にも垂れ幕。政党カラーは赤と青が多いような気がする。候補者を擁立している政党数はすごく多いらしい。キルギスの人に「どれくらいあるのか」と尋ねても、「すごくたくさんだよ」という回答だった。

      壁ポスター

      senkyo canpaign (1) これはビシュケクで撮った写真。壁に政党のポスターが貼られている。日本では、確か、候補者が掲示できる選挙ポスターは数が一定に制限されているのではなかっただろうか。それに、掲示できる場所も指定されているはず。キルギスには、そういう制限はないのだろうか?(多分、なさそう)

      nihon_poster (日本の選挙ポスターはこんな感じ。今年7月の参院選の時に撮った写真。)

      あと、私のいるバコンバエバは住民のほとんどがキルギス人(←民族としての)で、日常の言語もキルギス語であるので、選挙ポスター等もキルギス語のものしか目にしない。

      先週、所用で首都のビシュケクに行った際、あっちではロシア語のポスターもあった。首都にはロシア系住民も多くおり、店も基本的にはロシア語であるためだ。「なるほど、こういう所でも選挙戦略の配慮が必要なんだな」と思った。

      選挙戦略の話ついでに記すと、擁立する候補者も、選挙区ごとにキルギス系・ロシア系を分けている。多民族国家では、こういう所でのバランスが難しい政治課題になるのであろう。日本にも派閥政治というのがあって、○○派に何人、△△派に何人と、公認を出す人数を割り振るのを聞くが、事の質が違う問題である。

      客寄せコンサート

      senkyo canpaign キルギスの選挙運動で一番、日本と違うと感じたのは、コンサートを開いて人を集め、支持を訴えるやり方。中には名の知れた歌手も出ることもあるようだ。

      日本なら、歌手・タレント・芸能人は、あまり政治色を出さないように活動する印象がある(※宗教系の政党に関しては、そこの信者タレントが全面に出ることはあるが…)ので、こちらの歌手が、特定政党の選挙キャンペーンに関与しているを見ると、「その政党が負けたら、今後の芸能活動大丈夫ッスか?」と思ってしまう。

      おそらく大丈夫なんだろう(大丈夫じゃなければ、やらんでしょうから)。この辺、日本とキルギスで、選挙に対する国民感覚がすごく違う所ではないか。