2011/03/28

単位のマジックと錯覚 (1)

ネットを見ていたら、ある時を基点にどれだけ時間経過したかを表示してくれるガジェットを見つけた。

早速、自分がキルギスに到着してからのカウントアップタイマーを「ガジェット集」のページに設置してみた。今、これを書いている時点では238日が経過したことになっている。

約240日。しかし、「240日」ってどうもピンと来ない。普通、それは「8ヶ月」と言うもので、日数で示されても聞き慣れていないからなのだろう。使い慣れない単位になると、人間の感じ方は変わってしまうものなのだ(時間量としては(ほぼ)同じことを指しているのに!)。

以前、航空機の輸入かなにかの会社の人の話で、1兆円くらいまでの桁を見ればすぐに分かるとのことだった(例えば、54,000,000,000を見て、すぐに「540億円」と言える)。1機数百億円の物を扱っているから、そういう数字に見慣れているということなんだろう。これは桁数の話だけれど、「億単位」「万単位」という言葉あるように、やはり単位と関係がありそうなことだ(私などは「万単位」にも行かず、「90分3,500円食べ飲み放題」という単位に馴染んでいるが…)。

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