2011/03/09

【国際カンファ体験記】PCウィルス、ありあり

前のブログの続きで、来場者からファイルのコピーを頼まれて、USBメモリーを渡されたときの話。

USBメモリーをパソコンに挿した途端、パソコンウィルスの常駐監視ソフトが「ピコン!」とウィルスを検出。ロシア語で書かれているので詳しくは分からないが、おそらく「トロイ型のウィルスソフトが検出されました」みたいな警告が出ている。

「削除」を選んで処理をする。すると、続けざまに同じような警告が出る。それを削除しても次から次へと…。

「あなたのUSBメモリーにPCウィルスがたくさんありますよ」と伝えると、「そうなのよね~。いつも入っているのよ~」みたいなお返事が。危機感に温度差がありすぎ。協力隊の中にはコンピューター関連の職種もあって、そういう隊員たちも日本との危機管理の違いをよく話してくれる。

実際、そういうウィルスでパソコンが動作しなくなるとか、ハードディスク内のデータがすべて盗まれるとか、そいう被害を受けるまでのことはない(自分のパソコンを持っている人は少ない上、インターネットに接続する環境を持っていないのが普通である)から、ウィルス検出ソフトが「ピコン!」「ピコン!」と警告を出しても、「いつものことだ」と受け流している。

ウィルス感染したUSBメモリーをあっちこっちで使うことで、自分が他の人のパソコンにもウィルスをまき散らしているという罪悪感もない。

PCウィルス感染は、パソコンがある所では必ず起こっている。パソコン操作に詳しくない隊員の中には、もろに被害を受けて、データをダメにされた人もいる(ウィルス対策ソフトを入れていなかった、定期的なウィルスチェックをしていなかったなどが原因)。

ウィルス対策ソフトは、無料のものもあるので、ちゃんと対策をしていない方は、今すぐにでも導入をすべきである。以下はソフトを紹介をしているサイトのURL。

0 件のコメント:

コメントを投稿